学生時代の部活は補欠で全然OK!レギュラーポジションは社会に出てから掴み取れ!

sinarcです。

 

今、中学生や高校生で好きな部活動に打ち込んでいて、すごく一生懸命取り組んでいる

のに結果が出ずに苦しんでいる人は多いと思います。

 

特に試合に出れなかったりベンチにすら入れないのはとてもきついし、しんどいですよ

ね。

私も高校時代、野球部に所属していましたが、公式戦に1回も出ることができませんで

した。

 

この記事を読んでくれている、高校時代の私と同じ境遇の学生さんに送りたい言葉があ

ります。

 

それは、

「学生時代に部活動で活躍しても、それを仕事に出来なかったらみんな同じ」

ということです。

 

どんなに学生時代に活躍しても、プロになれず他の道で生きていくことになれば、レギ

ュラーも補欠も全く関係ありません。

 

「君は、学生時代にレギュラーだったんだねぇ~」と言って昇進が決まることはあり

ませんし、

「君は、学生時代に補欠だったから信用できない」などと言われることは一切ありませ

ん。

 

それだけ、社会はあなたの過去に興味ないということです。

 

これは、大人になった今だからこそ分かることですが、当時の自分はこんな風に思うこ

とが出来ずに苦しんでいました。

 

それもそのはずです。

学生時代、家以外のコミュニティはほぼ学校だけですので、社会を知らない当時の自分

は、そこでの立ち位置が全てだと感じていました。

 

部活動で補欠=これからの人生上手くいかない、負け組・・・

こんなことまで考えていました。

 

高校を卒業して10年以上経ちましたが、確実に言えることは、部活をやっている期間よ

りも社会に出て働く期間の方が圧倒的に長いということです。

 

高校時代に部活で活躍したということは、確かにアドバンテージになることもあるかも

しれませんが、補欠だからといって悲観する必要は全くありません。

 

むしろ、補欠だったことを糧に社会に出たら絶対に活躍するんだという強い気持ちを持

つことができるというメリットすらあります。

 

少し行き過ぎた考え方かも知れませんが、高校時代にレギュラーだった同級生よりも社

会に出て活躍できたら何か嬉しくありませんか。

 

そのためにはそれなりに努力する必要がありますが、過去に挫折した経験があるからこ

そ、きつい時に踏ん張れるんだと思います。

 

ここで勘違いをしてはいけないのは、補欠の「質」です。

一生懸命に頑張った結果の補欠とそうでない補欠とではまるで価値が変わります。

 

前提としては、今の部活で最大限に努力してレギュラーを掴みにいってください、当た

り前ですが。

学生時代にレギュラーになり、社会でもレギュラーになる、これが最強ですから。

 

その上で結果としてレギュラーになれなかったとしても、そのことで足を引っ張られる

ことはありません。

引っ張られていると主張する大人に出会ったら、それは自分で自分の足を引っ張ってい

るのです。過去の自分を言い訳の材料にしているだけです。

これは格好悪いですよね。

 

じゃあ自分はというと、今はメーカーに勤めており商品企画の仕事をしています。

世の中に新たな商品(価値)を提供するという仕事にやりがいを感じており、それでレ

ギュラーになれたかは分かりませんが、少しは世の中のためになっていると思います。

 

そもそも、タイトルに「レギュラー」と書きましたが、社会に出てからの定義は人それ

ぞれです。

なんでも良いと思います。目指すものは、人によって違いますから。

 

大事なのは、悔しさを忘れず必死にやること。

これだけで、かなり他と差をつけることができます。なぜなら、社会にはモチベーショ

ンの低い人間がいくらでもいるからです。

それだけで多少の能力差は一瞬で埋まります。本当に。

 

 

まとめますと、学生である今は、

・好きな部活に一生懸命打ち込むこと。

・先のことなんて考えない。というか何とでもなる。

部活を引退したあとの人生は、

・自分が決めた道でレギュラーになる。

・そのために一生懸命やる。

 

以上です。

 

最後に補足ですが、社会に出て花が開くのは、何歳になるかわかりません。

20代なのか、30代なのか、40代なのか、、、

中学、高校はそれぞれ3年間ですが、社会人生活は非常に長いです。

この長い社会人生活を最後まで支える根幹になるのが、学生時代に補欠だったという経

験だと自分は考えています。

いつか、学生時代に補欠で本当に良かったと心から思える時が来たら、それは社会でレ

ギュラーを掴んだという証だと思います。

 

その日が来るまで、花が咲くまで、地面深く深くに根を伸ばしていきましょう。

 

ありがとうございました。